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熟年離婚の後押しをしたのが年金分割制度の法制化といわれます
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熟年離婚
 
熟年離婚とは、20年以上連れ添った夫婦が離婚することを云うとされています。
 
例えば結婚時に40歳代の男女が50歳代で離婚しても一般的に熟年離婚とは云いません。

熟年離婚の急増
 
熟年離婚はここ数年急増しています。
 
今は離婚するつもりはないが、先々に熟年離婚を考えている熟年世代も多いと云われます。
 
熟年離婚が増えている理由として、個人主義の浸透や核家族化などで周囲との付き合いが希薄になった現代社会で、熟年離婚を恥と思わなくなったことが根底にあると考えられます。
 
そのような背景の中、年金分割制度が法制化されたことも熟年離婚が増えた要因といえます。
 
更に、男女ともに平均寿命が延び子育てが終わってもまだ数十年の人生があり、また、女性の社会進出も進んだ結果、残りの人生を家族のためではなく、自分の好きなように生きたいと考える熟年が増えてきているのかもしれません。

熟年離婚と年金分割制度
 
熟年離婚の後押しをしたのが年金分割制度の法制化といわれています。
 
ただ注意しなければならないことは、この制度による年金分割の対象は厚生年金や共済年金だけと云う事です。
 
しかも、平成20年4月以降の年金は自動的に分割されますが、平成19年4月以前の年金を分割する場合は夫婦の合意が必要で、合意できなければ分割されません。
 
その為、本当にこの制度の恩恵にあずかれる離婚はずいぶん先と思われ、今この制度を当てにして熟年離婚することは慎重になるべきです。

熟年離婚後の生活設計
 
熟年離婚に限らず全ての離婚に共通することですが、離婚をする場合、離婚後の生活設計を考えておくことが大切です。
特に熟年離婚の場合は老後と云う問題が間近にある為に一層綿密な計画が必要になります。
 
熟年離婚の場合、夫婦で築いた共通財産などの財産分与や年金分割制度を利用することなどを基に、自分一人で生きていく確信と覚悟を持った上で離婚し、決して新たなパートナーや子供達を頼りに生きていく事を考えてはいけません。
また、熟年離婚後に病気で入院した場合のことも考る必要があります。
 
住居についても、アパートなどの賃借であれば経済力に見合った物件に見直す必要があるでしょうし、持家でも税金や修繕費のことを考える必要があります。
 
このように熟年離婚を考える場合、たとえ病気になったとしても自分ひとりで生活するだけの覚悟と生活設計(主に経済面)が必要です。
 
無理であれば熟年離婚すること自体を考え直す必要があるでしょう。

熟年離婚の主な原因
 
熟年離婚の原因は様々です。
 
結婚する時には可愛いえくぼに見えても、長い結婚生活の後に醜い痘痕に見えてしまったり、結婚時に分からなかった相手の性癖が分りその性癖と付き合わなければならないこともあります。
 
これら一つ一つは些細なことでも、長い結婚生活で積み重なった結果、「そんなことで離婚するの?」となってしまうことが熟年離婚の特徴ともいえます。
 
しかし、違う環境で育った男女が一つ屋根の下で暮らすわけですから、お互いの価値観に違があるのは当たり前と考えて、お互いに克服する努力が必要です。
 
先に述べたように、女性の自立化に伴い女性も我慢せずに熟年離婚に踏み切れる環境が整ったともいえます
このようなことから、今後益々熟年離婚が増えると考えられます。
 
熟年離婚の原因は様々ありますが、熟年離婚の主な原因として次のようなことが考えられます。
 
1、配偶者が家庭を顧みない
2、配偶者の不倫
3、酒乱
4、暴力をふるう
5、金遣いが荒い
6、会話がない
7、相手配偶者の親の看護
8、ギャンブル狂い

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